美容師とプロ選手の両立！
夢と目標どちらも叶える働き方

美容師として働きながら、エスポラーダ北海道でフットサルのプロ選手として活躍されている小原さん。やりがいのある仕事と夢を両立している姿に憧れる方も多いのではないでしょうか。今回はそんな小原さんに、毎日のスケジュールやこれからの目標について伺いました。

美容師とスポーツ選手 両立のスケジュールとは

ー　小学生の頃からずっとサッカーを続けているとお聞きしていますが、美容師になったきっかけはどのようなことだったのですか？

元々はサッカーの指導者になる予定だったのですが、親の転勤などが重なり断念することになりました。元々髪の毛には興味があって、母も美容部員で仕事をしていることもあり、急遽地元の旭川の美容学校へ入試希望を出して美容師に進路を変更したという形です。

ー　小原さんは新卒でAguに入社し、スタイリストデビューをしてからフットサルのプロ選手になりましたが、毎日のスケジュールはどんな感じでしょうか。

スタイリストデビューをして2年目に「エスポラーダ北海道」というチームに参加してから、プロとしてのキャリアが始まりました。平日の週4〜5日は美容師として10時から17時くらいまで勤務しています。終わり次第フットサルの準備をして、19時から21時まで練習をして、その後にフィジカルトレーニングとしてジムに1時間ほど鍛えに行き、帰宅するのは23時くらいです。

土日はアウェー戦の試合があれば東京や福岡などに行き、ホーム戦の場合は移動がないので土曜日にシフトを入れることもあります。Aguの業務委託の環境だからこそ、叶っているスケジュールです。

両立することの大変さと魅力

ー　美容師とフットサル選手としての両立をするにあたり、良い影響や悪い影響はありますか？

両方あります。美容師的には、土日に練習や試合が入るので予約を入れられなかったり、美容師としての疲労がフットサルの方にどうしても影響したりすることがあります。

ですが良いこともたくさんあり、フットサルをしていても自分の身なりを「仕事で綺麗にしなきゃいけない」と心がけている分、練習や試合の日も綺麗な状態で望めます。他にもファンの方が美容室にお客さんとして来てくださることもあります。試合のテレビ中継の実況でも「Aguで美容師として働く二刀流」と言ってもらい、宣伝もしていただいています。道外のファンの方が指名で髪を切りに来てくださることもあり、それは嬉しいところです。

Aguで叶えたい将来の目標

ー　美容師とフットサルを両立しながら、将来の目標はありますか？

美容師とフットサルの二刀流をしている間に、フットサルの日本代表に選ばれることが目標です。今は二刀流をできている身体ですが、フットサルを引退する年齢になるとそこで美容師としてのセカンドキャリアが新たに始まると思うので、それまでに日本代表に選ばれることを目標にしています。

フットサルも他のスポーツと同じで4年に一度ワールドカップがあるのですが、理想は30歳前半でワールドカップの候補に行きたいなと思っています。次回のウズベキスタンワールドカップか、その次の大会くらいまでには選ばれるように、日々練習や試合を重ねています。

ー　今後、Aguで美容師と他の職業の二刀流をやろうという人に向けてアドバイスできることはありますか？

両立しているとどうしても仕事が乗らず厳しい日もあると思いますが、自分ができる範囲で両方に平等に力が入るよう、日程やスケジュールを調整できるといいなと思います。どちらも疎かにならないよう「働きやすく活躍しやすい環境」を作っていただきたいです。それはやはり、Aguの業務委託だからこそ目指せる環境だと思っています。

ー　今回のインタビューの依頼があった際、どのように思いましたか？

こういう働き方もあるんだというひとつの例として、いろんな人に知ってもらえると嬉しいことだなと思います。Agu以外の美容師さんの中には過酷な環境で働いている方もおられると思うので、そういう方にも僕のような働き方をぜひ知ってもらえるといいなと思います。