CS made by SHACHU からAgu hair SHINJYUKU店オープニング店長へ、そして現在もSHINJYUKU店の店長としても活躍されている川中舞奈美さん。元々は他社サロンからの中途採用でAguへ入社をしています。今回はそんな川中さんに、他者からAguへ移った時に感じたことや、これからの展望について伺いました。
川中 舞奈美
2020年3月東京ベルエポック美容専門学校 卒業
Agu hair SHINJUKU新宿西口店
2021年5月CS made by SHACHU に中途アシスタントとして入社。その後Agu hair SHIBUYA店に異動し2022年4月にスタイリストデビュー。現在新宿店店長で活躍中。Aguラーニング開催のオンラインセミナーでも度々出演。
<予約はこちらから>
タイミングよく決まったAguへの中途採用
ー 川中さんが他社でデビューしなかった理由は何ですか?どのような悩みや不満がありましたか?
元々ハイトーンをやりたいという思いがあり、カラーの技術が学べるお店を探していました。ちょうどカラー専門店※の「CS made by SHACHU」ができたタイミングだったこともあり、中途採用での入社を決めました。
働き方に関しては、これまでのお店はアシスタント期間が長く、自分の思い描いている方向性と違うという思いがありました。Aguはどこよりも教育時間を設けているのでデビューまでの期間が早いと知り、そういったところも中途採用での入社を決めたきっかけのひとつです。
ー 入社後、弊社に対する印象や期待はどうでしたか?
これまで働いてきたお店は会社全体で同じ方向を見るというスタイルだったのですが、Aguでは一人一人が個々で考え動いているのがとても印象的でした。お客様も偏っておらず老若男女色々な方がいて、スタイリストの対応力にも驚きました。自由でありながらもオールマイティーな働き方を見て、私のなりたかった美容師像はここだ!と思いました。
対応力が備わるAgu独自の教育システム
ー 弊社の教育システムについて、どのような感想を持ちましたか?
CS made by SHACHで入社した後、Agu hair SHIBUYAへ異動し、半年後にスタイリストデビューをしました。Aguは基本的に営業中にレッスンをするため、デビューまでの期間が早く、最初は不安でした。先輩たちのように対応力やカウンセリング力もまだなく、1年目は大変だったイメージです。練習が足りないと痛感したり、先輩を捕まえてチェックしてもらったりして、2年目でようやく安定してきました。
はじめはもう少しアシスタントでいたかったと感じていましたが、デビューが早い分、経験も対応力も他と比べて早く備わるので、今ではデビューが早くてよかったなと思っています。
ー 中途採用で入社してからスタイリストとしてデビューするまでに、どのような苦労や努力がありましたか?
一番努力を重ねたのはカラーです。元々カラー専門店のCS made by SHACHに入ったこともありますが、お客様の求めているピッタリなイメージを提供したい、という思いが強かったです。例えばピンクはピンクでも、薬剤の組み合わせや使い方次第で、たくさんのピンクが自分の中で増えていきました。
そういったCS made by SHACHでの経験をAgu hair SHIBUYAへ異動した時に先輩スタイリストに伝え、カラー材を増やすことができた時は嬉しかったです。当時はまだアシスタントでしたが「これはこう使えますよ」という理由と使い方を説明してスタイリストから認められた時は、美容師としてのやりがいをすごく感じました。
ー 弊社の教育システムの優れた点はどんなところだと思いますか?
これまでのお店では、例えばパーマの巻く順番や仕上げる形が決まっていて、それができていれば合格というシステムでした。しかしAguでは決まっている形はなく、基本的な巻き方ができていれば合格というシステムです。これには理由があり、お客様はそれぞれ頭の形や毛量が違うので同じ巻き方や同じロッドでは対応できない、ということを先輩から教わりました。私は中途採用なので、これまでのやり方が染み付いてしまっていたこともあり少し戸惑いましたが、お客様一人一人への対応力が備わるAguの教育システムはすごく良いと思います。
デビューした後も、先輩からのフォローがしっかり入るので安心でした。先輩が接客後にリカバリーしてくれたり、お客様の口コミをチェックしてくださったり。技術も細かく教えてもらえるので、業務委託とは思えない素晴らしい教育環境です。
経験から繋がった「これからの目標」
ー スタイリストとしての目標や、今後の展望や夢は何ですか?
大きな目標のひとつとして、自社ブランドが欲しいという思いがあります。はじめは先輩に「お店の内装を変えたい」と提案をし、そのために必要だと提示された売り上げを目標に頑張りました。Aguにはそんな目標も聞いてもらえて、「こんな道のりがあるよ」と教えてくれる先輩がいるので、頑張りがいがあります。
最近では内装という雰囲気だけではなく理想のブランド像も見えてきて、今の時代に合ったオシャレなお店を作り、若いスタイリストたちのセンスが広がる環境を整えたいです。
やはり30代よりも20代の思うオシャレの方が時代に合っていると感じますし、そんな若い感性のまま早くデビューしてスタイリストとして活躍できると、お客様にとっても働く側にとっても理想だと考えています。自分のこれまでの経験も踏まえ、「若い人たちが働きやすい環境を整えたい」というのが今の大きなテーマです。
※CS made by SHACHUは現在はカラー専門店ではなくカラーに特化した美容室として通常のサロンメニューも対応しております。
ハワイでの新しい挑戦